母の手料理で野菜不足を解消
カレーといえば皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか。
多分、茶色いルーのものだと思います。
でも我が家ではちょっと違います。
ドライカレーというタイプで、ルーよりも具がメインのカレーになります。
しかも具はそのほとんどがにんじん、レンコン、玉ねぎ、ピーマンといった野菜です。
実はこのカレーは、私たち子どもの野菜不足を解消するために母が考案してくれたカレーなんです。
我が家も最初は普通のルーのあるカレーだったんですが、私が大学生ぐらいの頃から今のカレーになりました。
その頃は私は大学の友達との付き合いで外食が多く、姉も社会人になったばかりで外での食事が多かったのです。
そして外で食べているとつい自分の好きなお肉やカロリーの高い物ばかりを食べてしまい、肌荒れや吹き出物がよくできました。
母としてはそんな娘たちの野菜不足からくる不健康が気になったのでしょう。
ある日、「今日はカレーにするから早く帰ってきてね」と言われて、帰ってきたらこのカレーが食卓に並んでいました。結婚する時にこのカレーの作り方を教わったのですが、本当に一度に多くの野菜を摂取することが出来て、作り方もとても簡単です。
しかもいっぱい作っておけばほかのアレンジ料理にも活用できますし、基本的に小さく切っても形に残る野菜ならどんなものでも入れられるので、余った野菜の活用法としてもうれしいポイントです。
以前は母が私達姉妹のために作ってくれていましたが、今は私が営業職の夫の野菜不足解消にこのドライカレーを作っています。